TOEIC満点を目指す大学院生の英語学習記録

TOEIC満点を目指す理系大学院生の英語学習記録です。現在、925点(2015年12月)。

【体験談】QQEnglishでカランメソッドを受け始めて4ヶ月経ったので色々とまとめてみる

 

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こんばんは!Mayです。

今日は『カランメソッド/Callan Method』についてまとめたいと思います。

わたしは2015年10月からオンライン英会話スクールのQQEnglishカランメソッドを受講しています。早4ヶ月が経過しました。

これまでに感じたカランメソッドの良いところと悪いところやその効果、QQEnglishについてなどまとめていきたいと思います!^^

 

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カランメソッドのテキストとわたしが普段オンライン英会話受講に使用しているパソコン

 

■ カランメソッドって…?

 

 まず、「カランメソッドってそもそも何…?」という方いらっしゃいますよね。

カランメソッドとは、イギリス発祥の英語学習プログラムです。「英語脳(= 英語に対するパターン認識と処理スピード)」を徹底的に鍛えることを目的としたカリキュラムで、わりと「スパルタ」な学習プログラムです(笑)

カランメソッドのコースでは、講師が高速で出す質問に対して生徒が一秒でも早く、フルセンテンスで返答していく、というやりとりをひたすらに繰り返していきます。

QQEnglishのカラン紹介ページ によると、ネイティブイングリッシュスピーカーが1分間に話す単語量が平均で150~180語であるのに対し、カランメソッドの講師は1分間に200~230語話すそうです。

そのため、生徒は講師が話す一言一句に集中せざるを得ず、その結果、途中で英語を日本語に変換するプロセスを経ることなく、英語を英語のまま認識し、そのまま英語で返答するという「英語脳」の形成が進むそうです。

QQEnglishが作成した「5分で分かるカランメソッド」というYoutube動画があるので、レッスンの様子や、カランメソッド講師による詳しい説明が気になる方は見てみてください。

 


QQEnglish カランメソッドについて

 

そんなカランメソッドを受講しはじめて4ヶ月のわたしが、カランメソッドの良いところと悪いところやその効果、また数あるカランメソッドを受講することの出来るオンライン英会話の中でなぜQQEnglishで受講しているのか、という点についてまとめていきます^^

 

■ カランメソッドの良いところ

まずは、カランメソッドの良いところを5つまとめました!

 

(1) 日本語に変換するプロセスを経ることなく、英語を英語のまま理解し返答する力がつく

カランメソッドの一番のウリと言っても過言ではありません。

信じられないくらいのスピードで講師の方が質問してくるので「えっと…」みたいな考えている時間はありません。少しの間でもあろうものなら講師の方はすぐに2回目の質問にうつる(カランメソッドでは質問は2回繰り返され、その間に生徒は答える必要があります)か、答えの冒頭部分を言われてしまいます。

それに負けじと答えよう!と意気込むので、脳内で英語を日本語に変換するプロセスを経ることなく、そのまま英語で理解し返答する力がつきます。

 

(2) 英語圏の学校教育をはじめから受け直しているようなものなので、しっかり基礎からの勉強が出来る

カランメソッドでは、テキストがStage1からStage12まであり、いくら帰国子女だろうがTOEICが満点だろうが、必ず受講者はStage1からの受講になります。

Stage1は、日本でいうと、中学1年生レベルです。

例えば講師の方がペンを指して「Is this a pen?」と高速で聞いてくるので、生徒はそれに負けないスピードで即、「Yes, it's a pen.」と答えます。

これ、いま読まれた方、「え…そんなこんな程度なら答えられないわけないじゃん…」と思いました?

わたしも受講前はそう思っていたんです。まさかこの程度で返答に窮するはずはないと。

でも実際に受講してみると、講師の方は本当に高速で質問してきますし、ゆっくり考える暇もなく(カランメソッドが軍隊式って言われているのも納得です。笑)、慣れないうちは「Yes, it's a pen.」も答えるのがとても大変なんです。

ですので、このレベルからやり直すことには意味があると受講しながら感じますし、実際に海外の英語圏の学校教育を一から受け直しているような気分になるので、基礎からしっかりとした英語力を身につけている実感があります。 

 

(3) 正しい発音が身に付く

カランメソッドをはじめるまでは正直、カランメソッドでは発音は重視されないのではと思っていました。なんといっても、「即聞いて即答える」が是の世界ですから、発音は二の次だと思っていたんです。

でもびっくりしました。講師の先生方は本当に耳が良く、少しでも発音が間違っていたり怪しかったりしたところは指摘されるか、もう一度きちんと言えるまで何度も言ってみてと言われるんです。

今でも覚えているのが、受講して3回目の時に「woman」を発音する機会があったんです。その時、「あなたの発音は間違ってるから気をつけなさい。最後に口をすぼめてしまっているから「n」が「m」になってしまっているよ。」と指摘をされたんです。本当に無意識でした。

このようにカランメソッドでは丁寧に、でもはっきりと、その人の癖や間違った発音を指摘してもらえるので、とても助かっています。

 

(4) スピードの速い英語のリスニングに耳が追いつけるようになる

これはもう説明もいらないのではないでしょうか(笑)

講師の聞いてくる質問のスピードや授業の展開が早く、カランメソッドをはじめてからはどんなに早いリスニング教材やネイティブスピーカーの会話も臆することがなくなりました(笑)

 

(5) 正確な文法表現が身に付く

カランメソッドでは、先ほども例に出しましたが、例えばStage1では「Is this a pen?」と聞かれます。日常会話で「Is this a pen?」と聞かれたら、「Yes!」などと答えて終わりですよね。もちろん日常ではそれで良いと思います。

でもカランメソッドでは、「Yes.」で止めようものなら、講師からめちゃくちゃ煽られるんです。「Yes, what?」みたいな。カランメソッドでは、しっかりと、「Yes, it's a pen.」と、フルセンテンスで答えることを要求されます。

フリーカンバセーションのオンライン英会話をわたしも受講したことがありますが、フリーだと何となく話して何となくお互い理解して何となく英語力がついたのか疑問になる、というサイクルを繰り返されている方が多いのではないでしょうか。わたしはそう感じてしまいました。その点カランメソッドではしっかりとした文法表現が身に付くのでとても助かっています。

 

■ カランメソッドの悪いところ

一方、もちろんカランメソッドにも悪いところがあります。今回は5つまとめました。

 

(1) 英語初学者向けではない

カランメソッドは全くの英語初学者向けではありません。英語初学者の方がいきなりカランメソッドを聞き始めた場合、英語はよく分からないしリスニングしようにも早すぎて聞き取れないし講師はなんだかすごい煽ってくるし、で、おそらく一生引きずる英語のトラウマが生まれると思います。

 

(2) イギリス英語しか学べない

カランメソッドの発祥地はイギリスです。そのため、アメリカ英語ではなくイギリス英語的な表現がとても多く出てきます。

例えば、「color」という単語は「colour」と書かなければいけません。

わたしはわりとイギリス英語を習っていた時もあったのであまり違和感はありませんでしたが、おそらくアメリカ英語のみを学んできた方はすごく違和感があると思います。

 

(3) 日常会話を学べるわけでなく、どちらかというとテキストイングリッシュ的

カランメソッドでは、「英会話」は学べません。日本の中学や高校で学んできたようなテキストイングリッシュです。そのため文法力や英語基礎力はつくと思いますが、今すぐにでも使える英会話力を学びたい方には向いていないと思います。

 

(4) オンライン英会話の中でも受講料が高い

カランメソッドを受講出来るオンラインスクールはいくつかあるのですが、どのオンラインスクールもフリーカンバセーションや他の教材を使ったレッスンよりも少しお値段が高くなっているところがほとんどです。

 

(5) 前回の受講からしばらく時が経つと次に受講する際に前回の内容を忘れ、効率が悪くなる

カランメソッドでは、基本的に毎回、前回の復習を行ってから新しい内容に入っていきます。そのため、前回の受講からしばらく時が経って次回を受講する際には、前回の内容を忘れがちなため、なかなかスムーズに授業が進まず効率が悪くなってしまいます。

もちろん授業の前後に復習することである程度は防げますが、カランメソッドのコースを受講すると決めた場合には週に2-3回ほどはレッスンを受けるようにした方が効果が高まると思います。

 

 

■ QQEnglishについて

わたしがカランメソッドを受講しているQQEnglishの良いところについてもまとめてみます!

QQEnglishのHPへはこちらからどうぞ→ オンライン英会話をレッスン品質で選ぶならQQEnglish

 

(1) カランメソッドが受講出来るオンライン英会話スクールの中で唯一、カラン正式認定校

カランメソッドが受講出来るオンライン英会話スクールはいくつかあります。有名なところでは、「QQEnglish」をはじめ「イングリッシュベル英会話」「English Talk」「e英会話」「Ays English」などです。

その中でも、QQEnglishは唯一のカラン正式認定校です。そのため、講師の方やテキストは本場のカランを忠実に再現しています。

 

(2) 講師が良い

QQEnglishの講師の方はフィリピンの方です。フィリピンの方の英語力が高いことはわりと有名ですが、その中でもQQEnglishのフィリピンの先生はレベルが高いと思います。

というのも、QQEnglishの講師の方は全員、フィリピン国内の有名な大学出身者で、かつ、英語教授法の国際資格であるTESOLを保有しているそうです。また定期的にイギリスから招聘した言語学スペシャリストによるトレーニングも受けているらしく、非常に高い英語力を有しています。

わたしも上述の通り、毎回色んな先生にほんのわずかな発音ミスを聞き取られる度に感銘を受けています。

また、他のオンライン英会話で別の国の方とのレッスンを受けた際に思ったのですが、フィリピンの国民性でしょうか、講師の方は基本的に全員「しっかりしている」と思います。レッスンには余裕をもってSkypeにログインする、レッスン後には早くフィードバックをいただける、など、本当に「しっかり」されていて適当さがないところが嬉しいなと日本人からすると思ってしまいます。

 

(3) 日本人スタッフによるサポートも厚い

何回か質問等でお問い合わせをしたのですが、毎回、QQEnglishの日本人スタッフの方から素早く丁寧な回答をいただいています。こういう事務の部分がしっかりしているオンライン英会話には安心感がありますよね。

 

(4) レッスン環境が良い

「レッスン環境」というのは講師の方の授業時の周りの環境や通信についてです。

他のオンライン英会話を受講した際に、講師の先生が自宅のパソコンを使って自宅の弱い回線でSkypeをしていたため、何度か通信が途切れがちになってしまったり、またご自宅のノイズなどで授業が邪魔されてしまったり…ということがありました。

その点QQEnglishでは、講師の方は全員、光回線が引かれているフィリピンのQQEnligsh校「ITパーク」からレッスンに臨むためこのような事態は発生しません。

こちらも安心ですよね。

 

(5) 講師の予約を取りやすい

また、こちらも他のオンライン英会話スクールに比べてですが、QQEnglishでは比較的人気の講師の予約も取りやすいような気がします。

もちろん大人気の先生は早い時間に埋まってしまうことも多々ありますが、どの講師もレベルが高いため、これまで受講していた中で自分と合わないタイプだなと思うことはあっても、本当にこの先生にがっかり、という状況は起きていませんので嬉しいですよね。

 

 

ぜひ気になった方は一緒にカランメソッドで英語力を鍛えていきましょうー!^^

QQEnglish について気になった方はこちらからどうぞ。

オンライン英会話をレッスン品質で選ぶならQQEnglish

 

それではまた!

 

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May

 

 

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